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質問
このページでは

総院長がなぜ手技療法士という職業を選んだのか

とか

院長の哲学についてお聞きしたいと思います。

まず、最初に院長が手技療法の道を選んだ

きっかけを教えて下さい。


総院長の答え


きっかけは

今考えてみるといくつかあるんです。

一番最初はいとこの死、骨肉腫でね。

まだ若かったのに...

次いで叔父と叔母の死、どちらもガンです。

その度にお見舞いに行くと

自分がなんにもできない事に対する

無力感が募ってきました。

ただ悪くなっていくのを

見ているしかないっていうのが、つらかったですね。

同級生の死もありました。

高校卒業したばっかりの頃、卒業してすぐ結婚

すぐに子供ができて幸せの絶頂というときに

亡くなった女の子がいましてね。

そのときは自分の無力感とかいうのじゃなくて

人生の無常感を感じました。

質問
そうですか

人の死っていうのはいつも何か考えさせられますよね。

でも普通の人は

だからと言って治す方に回ろうとは考えないですよね。

総院長の答え
私もまだその時はね、そこまで考えてませんよ。

実際に人を癒す仕事をしようと思ったのは

もっと後の事なんです。

自分の身に危機が迫った後です。

質問
えっ?院長の身に危機が( ̄□ ̄;)!!?

何が起こったんですか?

総院長の答え
いや、まあそんなに驚かれても困るんですが(^_^;)

今で言う「パニック障害」になってしまったんです。

パニック障害について
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

パニック障害の患者は突如強い不安感に襲われる。
これに付随してめまい、動悸や手足のしびれ、吐き気などを感じたり
死ぬのではないか、狂ってしまうのではないかという恐怖に襲われて
非常に困惑する。
しかし、身体的には全く問題は生じずに
ある程度の時間の経過によって回復する。
これを 不安発作やパニック発作という。
患者はこの体験を非常に強烈なものとして感じるため
次に不安の発作が発生する状況を非常に恐れ
また起きるのではないかとさらに不安に感じる。これを予期不安という。

電車の中や、ショッピングモールの中など
人込みで不安の発作が起きると
その場から離れたり逃げたりするのが難しい、という感覚がするため
患者はこれを避けて家にこもりがちになったり
特定の乗り物に乗ることを恐れたりする。
このような症状を広場恐怖(アゴラフォビア)という。


質問

はあ、なんだか恐そうな病気ですね。
こういうのってなかなか治らないんじゃないですか?

総院長の答え
そうですね。

私の場合もほぼ症状が出ないっていうぐらいになるまで

5年位はかかりましたね。

質問
ええっ、5年もですか?それは大変だったですね。

お幾つぐらいの時になったんですか?

総院長の答え
30歳ぐらいの時です。

今思い返すと

大学時代にも一度よく似た症状になったんですが

原因が解らず

しばらくして収まったというのがありましたね。

だからその時は2回目で、これは結構ひどかったです。

救急車に2回乗りました。

質問
うわあ大変だ。それがきっかけで今のお仕事に?

総院長の答え
いや、まだその時は(苦笑)。

ただ、パニック障害が良くなる課程で

ラジオ体操とヨガが非常に役立ったので

これも後に手技療法の仕事をする上での

考え方には影響がありましたね。

というのは、そうやって


体を動かしたり、体を柔軟にしてバランスを整える事が

体ばかりでなく心にも非常に良い影響を与える


という事を身をもって知ったからです。

ああ、それから私は若い頃の方がコリ性でして

会社の同僚にスポーツマッサージをしてもらった時に

「気持ちいいなあ」と感じたことで

してもらう気持ちよさを覚えました。

また、同僚の女性が生理痛で苦しんでる時に

腰を押してあげたら

「楽になった」と喜ばれたことは

してあげる喜びを覚える事になりましたね。

今思い出すと色んな事が

今の仕事に繋がってるんだなあと思えますね。

質問
多分、総院長と似た経験をされている方は

他にもおられると思うんですけど

みんながみんな人を癒す仕事に就きたい

とは思わないと思うんですよね。

それを考えると、総院長の場合は運命的というか

必然的だったんでしょうね。まさに天職?

総院長の答え
そうなのかもしれませんね。

質問
絶対そうですよ。

でも、他にもお医者さん(西洋医学)や

針灸・マッサージ・指圧・柔道整復師(整骨院)など

医療関係には色々種類があると思うんですけど

なぜ手技療法の道に進まれたんですか?

総院長の答え
西洋医学にはあまり興味なかったですね。

親戚や友達が病気で亡くなっていくのを見て

「西洋医学では病気は治らない」

という気持ちを持ってましたし

僕は
「病気になってからなんとかする」のではなく

「病気にならないようにする」

という方に進みたかったのもありますから。

先日、ある医師の方に聞いたんですが

医大とかで勉強している時に

「自然治癒力」という言葉が

全く出てこないらしいんですよ。

僕たち代替療法を行うものにとって

「自然治癒力」は切っても切れないキーワードですから

最初から接点がないとも言えますね。

「薬や手術をしないで自然に治るようにしてくれ」

と言ったり

病気になる前に病院に行っても

「何しに来たの?」って言われますからね。

質問
なるほど、言ってみたら病院って警察と似てますよね。

事件が起こってからしか動けない警察と

病気にならないと治療できない病院。

総院長の答え
上手い事言いますね、その通り。

他の国ではどうか知りませんが

少なくとも日本では

「予防」という考え方に乏しい傾向があります。

これは医師の方達がどうとか

警察がどうとかいう問題ではなく

制度そのものの問題です。

政府が決めた法律でそうなっているし

医師が病気の予防のために何か行っても

一銭にもならないので、それでは食べていけない。

だから

病気の予防のために役立つ事の研究もしないので

いつまで経っても病気は減らないんです。

ただ、政府っていうのは

やっぱり国民の意思の元にできているものなので

残念ながら日本人の多くの人の意識がそうだ

ということなんです。

でもね、悲観的なことばかりじゃないんですよ。

いぎあ☆すてーしょんに来られる方達は

少なくとも予防に対する意識が高いから来られる訳だし

西洋医学以外の代替医療(整体・カイロプラクティック・針灸・マッサージ・指圧等)

を受ける方も少しずつ増えてますから。

今はまだ全体的に「予防」に対する意識が低いけれど

そういう意識を持った人が増えていくと

ある日突然ほとんどの人が「予防、予防!」

と言い出す日が来ると信じています。

病気や

不定愁訴
(頭痛・腰痛・肩こり等病気以外のつらい症状)

で悩む人が激減する日がきっと来る

はずです。

そう思って、一人ずつ、少しずつではありますが

そういう意識を持った人が増えるように

予防の大切さを説いてるつもりです。

質問
私もいぎあ☆すてーしょんに来て

予防の大切さを学んだ一人なんですよ。

それまでは、あまり体の事なんか

真面目に考えないで好きなようにしてきて

疲れを溜めるとろくな事にならないな

ってことを知りましたし

早めに処置するように心がけると辛い目を見なくて済む

ということも勉強しましたもんね。

だからみんなもきっと解るようになるはずです。

そうなる日が早く来るようになると良いですよね。

総院長の答え
本当にね。

質問
ところで総院長は

何故いつもそんなに楽しそうにお仕事できるんですか?

疲れたりしませんか?

総院長の答え
もちろんすごく忙しい時などは疲れる事はありますけど

不思議な事に年々疲れにくくなってるんですよ

今の方が以前よりずっと忙しいのにね。

多分段々施術の効果が上がりやすくなってきているので

それが楽しいのだと思います。

しかめっ面で来られた方が、施術後ににっこりと

良い笑顔を見せてくれると本当に嬉しいですね。

「この仕事やってて良かった」と思える瞬間です。

そういう瞬間が年々増えてきているので

疲れないし、楽しいのじゃないかなあ。

質問
いいですねえ

直接人の喜ぶ顔を見られる職業って

接客業以外にないですもんね

私達OLにはなかなかそういう経験がないので

うらやましいなあ。

総院長の答え
じゃあ貴方もやってみれば良いじゃないですか(^^)。

質問
う〜ん、やっぱり私はしてもらう方が良い(笑)。

だって気持ちいいんですもん。

少し話を元に戻してもいいですか?

西洋医学には興味がない、ということでしたが

代替療法って色々あるじゃないですか。

他の事をしようとは考えなかったんですか?

総院長の答え

そうですね、他の療法のここがいや

なんてのは特には無かったんです。

やっぱり手技療法の体の歪みを手で矯正する

ってところに惹かれたんだと思います。

機械類があまり好きじゃないので

手で歪みを矯正して自然治癒力を回復させる

その結果体が勝手に治っていく


っていうのが魅力的ですね。

元々僕はあまりお節介焼きではないので

あまり深く介入したくないんですよ。

自分もあまりそういう風にされたくないし

人のためにもならない気がして。


質問


総院長の答え
「情けは人の為ならず」って言葉がありますよね。

人にしてあげたことは自分に返って来るって。

ただ、このことわざには本来の意味とは違いますが

過剰な親切は必ずしも人の為にならない

という意味も含まれていると思うんです。

いぎあ☆すてーしょんにお越しの方達は

「健康道」という道に迷った人なんです。

あちこちが痛かったり

精神的にいらいらしたり落ち込んだり

でも自分ではどうしたら良いのか解らない、という。

それで私達スタッフは、
道を教える道標のような役目

をします。

「こっちに行ったら健康になれますよ

痛みの再発しない道はこっちですよ」っていう風にね。

道に迷って足をくじいた方を良くしてあげる

ところまではしますが

あくまでも

後は


皆さんが自分で歩けるように道を教えるだけ
なんです。

自然治癒力を回復させる

というのはそういう事なんだと思っています。

だから回復したら自分で歩いていってもらう。

そのために必要だったら

今はサプリメントなども摂ってもらったりしますが

それも皆さんの自由意志です、無理強いはしません。

質問
過剰な親切って具体的に言うとどんなことなんですか?

総院長の答え
例えば、いぎあ☆すてーしょんでは

通院ペースを通常週1回程度にしています。

これは

施術効果がすぐに出なくても

自然治癒力が回復していけば

3日後ぐらいから症状が改善する場合などがある


からです。

ですから、よほど急性でしかも早く改善しないと困る

というような事情がない限り

最短でも二日おきに来て頂くようにしています。

これを毎日来て頂くとか

二日おきのペースをずっと続ける

という風にしてしまうと

自然治癒力を発動させる間がありません。

これでは、道を教えた上でおんぶして連れて行く

みたいな感じになって

いつまでも自分の足で歩けるようになりませんよね。

そういう点では

薬なんかも過剰な親切と言えると思います。

例えば、血圧などは、施術後に下がる事が多いのですが

これは血圧を下げる施術をするわけではなく

全身の筋肉を緩める事で自然に下がるものなんです。

それを薬で下げてしまうというのは

患者さんの歩く能力(血圧を調整する力)を

衰えさせてしまうことになります。

質問
そうか、なるほど、大きな親切大きなお世話、ですね。

総院長の答え
無理をしないで極力ご自分の力で良くなって頂く

私達はそのサポートをする


というのがいぎあ☆すてーしょんのモットーです。

質問
ふむふむ

院長の哲学というのがおぼろげながら見えてきました。

他に施術時に心がけて意識しておられることは

ありますか?

総院長の答え
「心と体はひとつ」っていうことですね。

これがメインで全てかもしれません。

質問
うーむ、やっぱりそれですよね。

私もいぎあに来て最初に

「心と体は同じものなんですよ。」

って言われたときには「どういう事?」

って思いましたけど

仕事の環境が変わって胃の調子がおかしくなってて

「それが左肩のこりの原因なんですよ」

って教えてもらった時には

目から鱗が落ちましたもんね。

今までいろんな治療院に行ったんですけど

大抵は「左肩が痛い」って言うと

そこしか触らないですよね。

いわゆる対処療法っていうやつですか。

ところが先生は

左肩の痛みをあっという間に取ってしまったと思ったら

私が全然意識してなかった背中の痛みやこりも

次から次へと発見して和らげてくれて

骨盤の歪みや背骨の歪みもまっすぐにしてくれて

おまけに私が何にも言ってないのに

「胃の調子が悪くないですか?」

って内臓の不調も言い当てられた時には

本当にびっくりしました。

その上、次に来た時には

「筋肉の強張った箇所が大分減っているので

今日は胃の調子を良くしましょう」

って言って背骨の胃に繋がっている所を治してくれて

胃の調子まで改善してくれましたもんね。

おかげであれからバクバク食べてます(笑)。

それで

「原因は仕事の環境の変化だから

時間が経てば徐々に症状は出なくなります。

それまで胃と肩の調子が悪くならないように

来て下さいね」

って言われて何度か通いましたけど

本当に先生が言われたように

段々来る間隔も長くなって症状出なくなりました。

今は予防のために1ヶ月に1回程度は来てますけど

ほんとはもう少し間を開けても大丈夫そうなんです。

でも月一のペースで来てるのは

先生に笑わせてもらうため、が半分目的かな(笑)

先生の所みたいに

ここまで根本的な原因を見つけて改善してくれる所って

他に無いんじゃないですか?

総院長の答え
どうでしょう、もっと深い所の原因を見つけて

治してくれる所はあると思いますよ。

僕もその程度の事が本当の原因とは

実は思ってないんですよ。

ただ、今の僕の実力では

その辺りまでしかアプローチできないので

それで我慢してる、というのが本当のところです。

質問
ええーっ、まだ深い原因ってあるんですか?

総院長の答え
ありますよ。

まだまだ深い、本当の原因っていうのがね。

質問
そうなんですか?、本当に奥の深いものなんですね。

人体の不思議ですね。

総院長の答え
そうですね「人の体は小さな宇宙」って言うでしょう?

このHPの中(初めての方はこちらへのページ参照)

でも触れていますが

物理学でいうところの量子・素粒子という

最小の単位から銀河系を超えた宇宙の果てまで

実は全部ひとつのもので、繋がっているんです。

私達が普段認識できるのは

その中のごく一部分ではありますが...

質問
えーと、ちょっと待って下さい(-△-;)

その辺になると、少し私の理解の枠を超えそうなので

またの機会にという事で良いでしょうか?

総院長の答え
そうですか?そんなに難しい話じゃないんですけどね。

ではこの話はまたの機会にっていう事で。

質問
では、最後にまとめさせてもらっても良いですか?

先生のミオンパシー哲学は

1.あくまでも手技を用いる事

2.対症療法で終わるのではなく極力根本原因を追求し

  根本的な改善に導き、再発を予防する事

3.やりすぎないこと

4.自然に治癒するようにサポートする事

5.心と体のつながりを理解して施術する事


と、考えていいでしょうか?

総院長の答え
そうですね、今は大体そんな所だと思います。

質問
ありがとうございました。


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