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米軍が腹筋運動を体力測定から除外

上の写真は

2015年12月25日 

ウォールストリートジャーナルに掲載されたニュースです。

体力測定でずっと行われてきた腹筋運動で腰痛

(記事中ではback pain)が頻発するので

腹筋運動を体力測定から除外した、というものです。

記事中には、カナダの軍隊も同じく除外した

となっていました。

いぎあ☆すてーしょん総院長松尾は

1994年頃からそのことを訴え続けてきました。

では、なぜ腰痛は起こってしまうのでしょう?

腰痛は元々

腹筋・背筋が弱って起こるものではありません



よく考えてみて下さい。

もし


腹筋や背筋が弱いから腰痛が起こる

というのなら

スポーツ選手に腰痛は無い


はず。

でもどうでしょうか?

スポーツ選手に腰痛は付きもの

皆さんの中にも、中学や高校の部活で腰痛になった人は

おられるのではないですか?

そのとき、腹筋運動・背筋運動を思いっきりしませんでしたか?

そういう方は結構多いのです。

そしてもし、腹筋背筋が弱って腰痛になるのなら

年を取れば取るほど腰痛になる

はずですよね?

でも実際は、そんなことはありません。

つまり

腹筋・背筋の強さと腰痛は、関係ないのです。


なぜ腹筋運動をすると腰が痛くなるのか?


というと

実は皆さんが行っている腹筋運動は

ほとんどが大腰筋+大腿直筋の運動
腹筋運動
なのです。

腹筋の働きは、右の写真のように→

せいぜいおへそをのぞき込むところまでです。

試しに、写真のような姿勢を取ってお腹を触ってみて下さい。

十分に腹筋が硬くなっているのが分かると思います。

次に
腹筋運動
この位置から体を起こす時に使う筋肉は

大腰筋+大腿直筋です。

下の写真は

まさに大腰筋と大腿直筋を使って体を起こしているところです


腹筋運動をした後に

腹筋のストレッチをしたことがある人はおられるでしょうが

大腰筋と大腿直筋のストレッチをしたことがある人は

いないはずです。

筋肉は、鍛えるだけでは

太く強くなった上で

硬くなります。


※慢性的に硬くなった状態をロック(拘縮)と

私達は呼んでいます。

ですから

一般に行われている腹筋運動(大腰筋運動)をすればするほど

腰を傷めることになります。

また

背筋運動は、大腰筋や大腿直筋が硬くなった状態で行うことで

大腰筋と大腿直筋に無理な負荷をかけることになり

結果として

より強い大腰筋と大腿直筋のロック(拘縮)を招く

ことになります。

腰痛を悪化させる非常に可能性の高い運動です。

ということで

きちんとした知識を持たずに

腹筋・背筋運動を行えば


腹筋・背筋運動のし過ぎで腰痛になる

人もいる

というのがお分かり頂けたと思います。

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また「背筋と腹筋のバランスが悪いから、腰痛になる。

背筋に比べて腹筋は背骨と距離が離れているから

腹筋が弱いと背中がそってお腹が突き出して腰が痛む」
猫背
と書かれているものを見ますが

いぎあ☆すてーしょんに来られる人達の中には

そんなタイプの腰痛はあまり見かけません。

むしろ

猫背気味になっている人の方がはるかに多い

のが現実です。

それに、腹筋は何かの動作をする時に

上半身と下半身の間で

てこの支点のような役目をするのが主な働きで

姿勢を保持する仕事は少しだけです。

上記の様な理由は成り立ちにくい、と言えますね。


もし、腹筋を鍛えることが

腰の痛みを予防することがあるとしたら

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